斑尾高原保育園 閉園

昨日、22年間斑尾高原のほとんどの子供たちが通った保育園が閉園となってしまいました。

斑尾高原の保育園の歴史は、昭和49年(1974)にさかのぼります。
飯山市堂平分校が飯山小学校と合併され、その分校を利用し堂平保育園として開園されています。
しかし、冬季に堂平までの通園は、子供を持つ各自での送迎が問題でした。
そこで、昭和49年に建築された、斑尾高原保険休養地管理棟の2階を冬季のみの保育園として借用し継続されました。

昭和59年(1984)関係機関のご理解により、待望の「妙高村(現 妙高市)斑尾高原保育所」、平成2年からは「斑尾高原保育園」として通年の開園が実現されたのです。
開園時には、年長6人 年中8人 年少3人 それ以下13人 合計30人の入園があり、その内14人は飯山地区からの委託を受けていました。

斑尾高原保育園として、本日までの卒園児は101名にのぼります。

多くの人々に支えられて歴史を刻んで来たわけですが、斑尾高原地区も少子高齢化が世間並に進んでいるということなんでしょうか・・・。

斑尾高原の歴史を刻んだものが無くなることは寂しいものです。
卒園した子供達や関係した人々が、数々の思い出を語り継ぐことが、これからの歴史を刻むことになるんだと思います。

斑尾高原保育園の本年度は、妙高市側で2名、飯山市側で11名 計13名です。
4月からは飯山市に委託し、子供達は飯山の街まで通うことになります。

式の最後に園児皆で唄った「斑尾高原保育園の園歌」「おもいでのアルバム」には、胸に迫るものがありました。

ありがとう、関係の皆様・子供達を見守った保育士の方々・・・・・
頑張れ、卒園した子供達・・・・

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