中秋の名月

27日は「中秋の名月」(旧暦の8月15日)です。天候に恵まれた飯山では、普段より大きくて明るい月が、午後5時半過ぎに山から姿を見せ始めました。今夜は「お月見」が楽しめます。

28日の満月が見かけ上、いつもより一回り大きくなる「スーパームーン」で、前夜の空に浮かぶ月も大きく見えるといいます。

国立天文台によると、月は、地球の周りを楕円だえん形の軌道を描きながら回っていて、このため、地球と月の距離は平均で約38万4000キロ・メートルだが、月が地球に最も近づく時と最も遠く離れた時では約5万キロ・メートルもの差が生じる。

月が地球に最も近づいて大きく見える満月は、スーパームーンと呼ばれる。28日の満月は、今年最も小さかった満月(3月6日)に比べて、大きさは直径の比較で1・14倍となり、3割ほど明るく見えるといいいます。

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秋の色

たわわに実った柿に色がついてきました。
もうすぐ甘くなります。b711e400cdde74c31a8a09c0b8bd288cこの柿の木の下にミョウガがいっぱいあります。
ミョウガは、茗荷と書きます。独特な香りが薬味などに使われますが、大きな葉の根元に小さな花をひっそり開きます。神秘的な一日花でもあります。平安初期に記された「本草和名(ほんぞうわみょう)」に、漢名「蘘荷(みょうが)」、和名「女加(めか)」という記述があり
「和訓栞(わくんのしおり)・1777」には、「メカは、芽香の義なるべし、蘘荷(みょうが)の字音にはあらじ、俗に芽をミョウガタケと言い、花をミョウガのコと言えり」という記述がある

このことから、古くから、花と蕾(つぼみ)「鱗片(りんぺん)・花を包む筍状の葉」を食用にしていて、花が開く前の、蕾(つぼみ)の方が食べやすいので、蕾の形で摘み取った

名の由来は、強い香りがあり、芽(鱗片(りんぺん)が芽のように見える)と香りを食べることから、芽香(めか)で、それから、仮名を当てて、米加(めか)、女加(めか)になり、江戸時代ころには、メウガに転訛(てんか)して、その後、ミョウガになったといいます。

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秋の気配

秋の気配を感じる代表のくりが日増しに大きくなってきました。

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ヨツバヒヨドリ
ヒヨドリが鳴くころに咲き始めるヒヨドリ花の仲間で、葉が4枚輪生するのでこの名がついたとされています。

8月に入る前、アサギマダラが羽を休めたヨツバヒヨドリの花が秋になると、下の写真のように枯れます。

ヒヨドリ花が枯れると良く燃えて、火熾し(ひおこし)の材料になることから、火熾し(ひおこし)から、
火を取る(ひおとる)にてんかして、ヒヨドリの名になったとも言われています。

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