たわわに実った柿に色がついてきました。
もうすぐ甘くなります。この柿の木の下にミョウガがいっぱいあります。
ミョウガは、茗荷と書きます。独特な香りが薬味などに使われますが、大きな葉の根元に小さな花をひっそり開きます。神秘的な一日花でもあります。平安初期に記された「本草和名(ほんぞうわみょう)」に、漢名「蘘荷(みょうが)」、和名「女加(めか)」という記述があり
「和訓栞(わくんのしおり)・1777」には、「メカは、芽香の義なるべし、蘘荷(みょうが)の字音にはあらじ、俗に芽をミョウガタケと言い、花をミョウガのコと言えり」という記述がある
もうすぐ甘くなります。この柿の木の下にミョウガがいっぱいあります。
ミョウガは、茗荷と書きます。独特な香りが薬味などに使われますが、大きな葉の根元に小さな花をひっそり開きます。神秘的な一日花でもあります。平安初期に記された「本草和名(ほんぞうわみょう)」に、漢名「蘘荷(みょうが)」、和名「女加(めか)」という記述があり
「和訓栞(わくんのしおり)・1777」には、「メカは、芽香の義なるべし、蘘荷(みょうが)の字音にはあらじ、俗に芽をミョウガタケと言い、花をミョウガのコと言えり」という記述がある
このことから、古くから、花と蕾(つぼみ)「鱗片(りんぺん)・花を包む筍状の葉」を食用にしていて、花が開く前の、蕾(つぼみ)の方が食べやすいので、蕾の形で摘み取った
名の由来は、強い香りがあり、芽(鱗片(りんぺん)が芽のように見える)と香りを食べることから、芽香(めか)で、それから、仮名を当てて、米加(めか)、女加(めか)になり、江戸時代ころには、メウガに転訛(てんか)して、その後、ミョウガになったといいます。