冬に逆戻り

つい一週間前は、汗ばむほどの陽気で一気に雪解けが進み恒例のスキー大会の開催が危ぶまれていたんですが、
ここに来て、積もることはありませんが毎日雪が降ってます。

このような天候だと、花粉症や黄砂の心配をしないで外に出れるのが楽ですが
時期的に寒いのをやけに感じます。

今年も雪がそれなりに降りましたが、長野県の北、そうです斑尾があるいわゆる北信地方では降って当たり前。
しかし、低気圧の流れ方によって、太平洋沿岸や長野県の中・南信地方でも1月・2月に多いい積雪があり、何度かニュースになりました。

北信地方では南の方に降る雪のことを「カミ雪」といいます。
北部の山沿を中心に降る雪を「シモ雪」とも言いますが、こちらの方はほとんど使われてはいません。

長野県独自の気象用語で長野地方気象台によると、
「カミ雪」は本州の南岸を発達しながら北東に進む低気圧、「シモ雪」は冬型低気圧の気圧配置によって降りやすい  という理解が一般的としています。

じゃ・・「シモ」・「カミ」ってなんだ・・・?

「シモ」は「下」、「カミ」は「上」の地理的なこと。川の上流、下流からと諸説はあるようです。
飯山地方では、どうも川の上流、下流で呼んでるような気がします。
雪のことばかりでなく、地域をさすときも「カミの方」とか「シモの方」という使い方をするからです。

長野県という広い範囲での言い方もありますが、
飯山地方から見て長野市付近でまた近いところでは中野市あたりで降る場合も「カミ雪」ということもあるようです。

「カミ雪」に対して「シモ雪」はほとんど雪に対しては使われないことから、対になって使われることではないとおもわれることからも、川の上流、下流、とか地理的なことからのその語源があるような気がします。

専門家の調査では、「カミ雪」「シモ雪」の成分にも違いがあるそうです。
「シモ雪は、北西の季節風で運ばれてきた中国大陸からの空気の影響のため、硫酸濃度が相対的に高く、カミ雪は、関西や中京の大都市の影響で硝酸濃度が相対的に高い」と説明しています。

おらっち達が解る雪の違いは、カミ雪は南の方に降る雪で重く湿った雪、シモ雪は山の方に降る雪で乾いたサラサラの雪っていう程度。
昔は良く遊びながらノドが乾くと雪食べたけど、こんなじゃ雪・・・食えないね!。

食べ方として、○辺のジュースの素っていう粉末・・雪に避けて食べた経験ある人
いません・・・・?

今は、 綺麗だと思って雪をコップで溶かしてみたら・・不純物・・結構あります。

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