斑尾高原観光協会が発行しているパンフレットや、斑尾高原の宿泊施設が独自に自己の施設紹介等の広告・宣伝に使用する時の住所は、
長野県飯山市斑尾高原 が使われています。
しかし、
斑尾高原のほぼ中央を、長野県と新潟県の県境が走っているんです。
飯山方面からの道路から斑尾高原に入ると、上りきった正面に案内看板と
”MADARAO RESORT” のプレートが花に囲まれた芝生の中にあります。通称 ロックガーデンと呼んでます。
現在は3メートル近い雪の下ですが・・・
道路右側には、観光協会が管理するビジターセンター「まだらお高原 山の家」があります。
ロックガーデンを右折しますと神秘的な湖「希望湖」、春は水芭蕉・リュウキンカ等が咲き、秋まで様々な花が見られる「沼の原湿原」方面になります。
希望湖方面からロックガーデンに向かって、道路の右側側溝が県境で
そのまま斑尾高原ホテル方面の道路の右側側溝と続き、ホテル前の三叉路まで伸びています。
車の場合は飯山から、この三叉路までは長野県を走ってる訳です。
道路から様々なお店が並ぶ駐車場に入ると、そこは新潟県になるんです。
県境は、斑尾高原ホテルのほぼ中央を走り、ゲレンデに抜けチャンピオンコースを斑尾山の北の峰に上り、稜線を西の峰からタングラムスキー場との境を万坂峠に下っています。
斑尾山山頂は、長野県です
現在、斑尾高原の行政区としては、新潟県妙高市斑尾区には77施設、長野県飯山市斑尾区に50施設となっています。
斑尾高原の開発当時は、現在のように道路が妙高市まで通り抜けが出来ず、飯山からの道路のみで、他地域に行くには飯山経由だったんです。
住人家は新潟県になるんで、営業許可申請は上越の保健所になるんですが、電話や新聞は飯山市になり、手紙なんか
おらっちから高原ホテルに正式住所で手紙をだすと、先ず飯山郵便局から妙高郵便局に当然まわります。しかし妙高方面から道路が無い為配達できません。そこで、飯山郵便局に差し戻され、そこからの配達になるため、隣に出した手紙が約一週間かかったという笑い話のような本当の話があります。
現在も、道路を隔てて中部電力と東北電力に分かれているため、どちらかが停電でもどちらかは電気が点いていたり、場所によってテレビも長野の放送・新潟の放送と違ってたりしています。
開発当時、飯山からの道路のみということで、斑尾高原は「飯山市斑尾高原」とし全国に宣伝活動をした訳です。それが現在も使われています。
ちょっと晩酌の量多かったかなァ~
何かまとまんねー文章だらだら書いちゃいました。