世界一の関田山脈

昨日、栃木県から来た中学生、そのトレッキング教室のガイドとして袴岳往復をしてきました。
午前中は、千曲川でラフティングをしてきたとのこと。
北信地方で川と山の楽しさを体験の旅です。

この間、協会員で整備されたトレイルを歩く中学生たちはとっても楽しそうでした。
途中にある袴湿原では、今トキソウがいっぱい咲いています。
ワタスゲはそろそろ終わりに近づいていました。

テレビとか本でしか見たことが無い朱鷺(トキ)の羽の色
トキソウは、その羽の色のピンクが似てるんで、その名がついたんだよ。
中学生たちは、ピンク色の花を見ながら朱鷺に思いをはせながら
歩いていました。

歩きながら、長野県と新潟県の県境をジグザグに歩いてることにも驚いていました。

あいにく、頂上からの眺めは、全くなし。
でも、1135mの頂上に、登った達成感は感じたようです。

下山がはじまり、ぶなの森に入ったとたん、みんながすずしッい~!!
この日は、森の中と外とでは4度くらいの気温差。
森の役割や、森のすごさ、大切さ、など・・・ちょっとウンチク。

トレッキングの終わりに、今日みんなが歩いた関田山脈の一部、袴岳は火山だったんです。そして関田山脈は、世界一の山脈なんです。
地球の歴史、時間を、一年の時間に短縮した時、この関田山脈全長約35km、標高の平均1000m弱を形成した時間は、たったの15秒。
こんなに、みじかい期間にこの様な山脈が出来たのは、世界にここだけなんです。
みんなは、今日世界一の山脈の一部を歩いたんです。

なんてことを、しゃべり挨拶をしてトレッキング教室を終了。
手を振りながら、見送りました。

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