梅雨空の間

今日の斑尾は、午前中だけ梅雨も中休み。
遠くの山々も霧がどんどんと消え、山の峰や谷がはっきり見えました。

山全体が、青みがかって普段とは違った景色です。

1981年に、沼の池から希望湖(のぞみこ)と呼ぶようになった湖までは、JAZZYから車で5分足らず、でも湿原東トレイルから希望湖まで森の中を歩いて行くこともできます。
約1時間のトレッキング。

その希望湖に行ってきました。
湖面には波がありましたが、遠くの山々と同じように全体に青みがかって
やけに落ち着いた風景でした。

日本を代表する日本画家、東山魁夷画伯(1908-1999)の作品「静映」を思い出しました。

1983年に開館した長野県の県民文化会館の中ホールの緞帳(縦9,5m横18m)の絵柄になってる作品です。

大ホールの緞帳は、小諸市出身の洋画家、小山敬三画伯の作品「紅浅間」が使われています。
いずれも、長野県にゆかりのある人の作品を・・ということだったとのこと。

東山魁夷氏は、「長野県の人々に親しみ深い風景の中でも、静澄な山の湖がふさわしい」とこの湖、沼の池(希望湖)にスケッチに訪れ作品にしたそうです。   1982年の作品です。

標高約860m、周囲2440m、南北740m、東西380m、最大貯水量48万5900トン、透明度4~5m、斑尾高原を訪れる人々には人気の湖です。

信越トレイルが湖畔を通り、脇に沼の池の伝説を伝える看板があります・・・・が
この文章、おらっちが書きました。

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