春遠し沼の原湿原

あちらこちら下界では、やれ桜だの菜の花だのッて花の話題です。
沼の原湿原のミズバショウの様子が気になり、午前中、風は少々強いが太陽も出てたので行ってきました。

アクアパークまで車で行き、そこからは道路が3mちかい雪のため歩きです。
さすがにこの時期の雪はブーツのしたの雪まで動く為歩き難い。
スノーシューを着けるととっても楽ちんに・・ランランランてな具合にあるけます。
太陽は出てるが雪面を吹く風は結構冷たく
オーバーかなって思った装備が役立って・・・いざ出発。

まず思っていたより雪の多さに・・「すッげええっぺえあるじゃん」と独り言。
湿原入り口周辺の看板は上の横棒がようやく出たくらい。少なくても2mはまだ雪があります。
入口の橋は1.5mくらいの雪はあるものの健在、その先の中央トレイルと湿原との道標は、雪面から20cmくらい下に頭が確認できる、やはり2m前後はあるんだ。湿原の中央を流れる川はまだ雪の下で川の位置は確認できません。
地形を知っていなければちょっと危険かも・・・
というのは雪の下を流れる川は雪解けによって水量が増え、水温によって雪を溶かし、空洞のような状態になってるからです。

ですから、知らないでその上に乗った場合雪の層が薄くなってる場所では落ちる可能性があるんです。
もう少し気温が高い日が続けば川の部分は自然に溶け落ちて地形がはっきり解るんですが・・・。

湿原の中の水が沸いてるような所は雪が溶け落ち、ミズバショウの目が出始めています。すっぽりとまるでクレーターのように溶け落ちていて、雪の断面をみると2mくらいの壁になっています。

湿原の奥、例年ミズバショウが早く咲き始める場所も、水が動いている所だけ溶け落ちています。
ここには、ミズバショウが咲きはじめていますが花はまだ小さく、咲いた後に霜に遇ったらしく先がすべて茶色く焼けていました。

天気予報では、今夜も標高の高いところは雪の可能性とか言ってますので沼の原湿原の花の見ごろは何時になるんでしょうか。
今年は、予測がたちません。

やはり、湿原東トレイルの湿原への入口の橋、昨年電柱4本で架け替えたんですが、やはり今年の雪の量には耐え切れず4本とも折れていました。時機を見て架け替えです。

草木が伸びると歩けない湿原の奥や、山すそ、ふだん見えない大きなダケカンバの木、2時間ほど歩き回ってきました。

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