とっても「え~・列車」

ビッグ・マウス・ジャズオーケストラ
おらっち仲間 の幻のバンドだ。

テーマ曲は「Take The “A”Train」 A列車で行こう でいこうぜ! で決まりそう。・・・・・・とりあえず。

どんなスタイルがいいのかいろんな”Aトレイン” 聞いた中で
汽車が動き出す音を模写したユニークなアレンジのハードバップ演奏 クリフォード・ブラウンの「スタディー・イン・ブラウン」の中の”Aトレイン”みたいのがビッグ・マウスにはいいな。

メンバーがユニークなんでユニークがいい!。

来月6月26日は、クリフォード・ブラウンが交通事故によって25歳の若さでこの世から去ってしまった日なんだ。1956年のことだけど。
もう、50年も経ってしまった。
もし、事故に遇わなかったら今年で75歳。
おらっちたちは、彼のジャズをいっぱい、いっぱい聞くことができたし、今どんなトランペットを聴かしてくれるんだろう。

ディジー・ガレスピーのオーケストラで、この日の夜ハーレムのアポロ劇場に出演してたベニー・ゴルソンは1957年に「アイ・リメンバー・クリフォード」を発表している。これは、そのときメンバーとして一緒居たリー・モーガンにクリフォードの後継者として演奏させようと曲を書いたのだ。

「リー・モーガンVOL3」の中の「アイ・リメンバー・クリフォード」は19歳のモーガンにブラウンの魂が乗り移ったかのようなレコーディングだったといいます。

訃報を聞いたときショックでオーケストラはステージを続行できなかったらしい、まだ18歳のリー・モーガンは舞台の上で泣き崩れたと伝えられてます。

「Aトレイン」はマンハッタンの南北を結ぶ8番街線の通称でニューヨークの地下鉄です。歌詞の内容からダウンタウンからハーレムにこの電車は向かっていて、ハーレムでもシュガー・ヒルというところは裕福な黒人が住む住宅街だったらしい。デューク・エリントンもここの155丁目に住んでいたくらいで「シュガー」という言葉に「おいしい」とか「お金持ち」という意味も含まれていて、彼らが住みたいと思う住宅地であったんだろう。

だからそこに行こう、Aトレインで・・・・・ということだろう。

ハーレムのシュガー・ヒルへ行きたけりゃ、A列車に乗りな。それが一番の近道さ、揺られてるうちに、直ぐつくさ。っていう内容。

もう一つ
アメリカに奴隷制度がのこっていた頃、南部の脱走奴隷を北部に逃がす組織があったといいます。それを運んだ列車を「Aトレイン」と暗号名のように呼んでいて、A列車にのって黒人の憧れの地に行こうというメッセージが込められているというのも間違いではないらしい。

オープニングには「A・トレイン」をやりて~。
憧れの舞台に「え~・トライ」して 立つぞォ!
それには先ず、カスタネットからトランペット、トライアングルからサックスにきり変えるのと、楽器の出来るメンバー探さなくちゃ・・・・・

憧れに近づく「え~・列車」どこかに走ってませんか~。
それも、新幹線並に早く目的地に着くやつ・・・・を。

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