袴岳スノーシューハイク

今日は、信越トレイルクラブ主催のスノーシューハイク「袴岳ブナとダケカンバの森編」が行なわれ、朝起きたら天気予報に反しいい天気。

家から見る袴岳・妙高山が綺麗に見え、思わずおにぎり弁当!!ってかみさんに・・。

9時の集合で「まだらお高原山の家」に・・・
参加するお客様を送ってきたのが、「ビッグマウスJAZZバンド」メンバー「リード合いの手」さん。
へ~、パーカッション担当(おらっちのことです)ガイドで行くの~・・?

今日は、ガイドじゃなくて・・・単なるお手伝い!!

リード合いの手さん・・・行こうよ。  お客様も行くんだから!!。 一瞬悩んだ様子は伺えたんですが・・
行こうかな!!。  ちょっと待ってて家に行って用意してくるから。

てな訳で彼の車も送迎用に使わしてもらい・・・出発、総勢23名。

一週間前の毛無山スノーシューハイクの時と違い、このところの気温の低さと昨夜の雪で、一面・・・真っ白。気持ちいいっす!!。雪もしまってて歩きやすい。

途中の見晴台では、日本海も見え参加の皆さんも、その雄大さに感激!。

袴岳の頂上(1135m)からの眺望にまたまた感激!。
おにぎりを食べる前に、やはりおらっちは・・・ホットワイン

帰路にはいるといなや・・・オレ、今朝朝ごはんくってねや~
なんだ~・・。
リード合いの手いわく・・急に決めたんで朝食うの忘れた・・・だって
良いじゃん今、昼ごはんはちゃ~んと食ったんだから
朝ご飯を食わなかったのが・・・決まりとして気になるらしい。

終了まじか少し平らなところで、約30mくらいのスノーシューかけっこ競争
リード合いの手、観光協会代表としてスタートラインに・・・

顔ひきつるほどマジで30mを走っていました。

なんだか解りませんが、頼もしいやら笑っちゃうメンバーの一人です。
ちなみに初めてのスノーシュー体験とのこと、楽しかったんだろうな~。
写真もとりまくっていましたから、彼のブログにはその内写真だらけの記事が載ると思います。

ところで、今夜スキー大会の打ち合わせ会議
疲れ果てて出てこないなんて事ないだろうな~。

毛無山スノーシューハイク

昨日、スノーシューハイクで毛無山、この辺では大平峰とも呼んでいますが・・
毛無山は1022m、火山斑尾山の寄生火山で斑尾山の北側に位置しています。斑尾山とこの毛無山の溶岩の流れによって出来たのが、沼の池(希望湖)なんです。

天候に恵まれ、9時「まだらお高原山の家」出発。「沼の池」(希望湖)の上を縦断、湖の上が歩けるんです。
別に一面結氷硬いシャーベットの上を歩いてるんです。
だから、スコップで穴か掘れるんです。

ワカサギ釣りならぬ・・・冬のバス釣りでも出来そう・・ですが
そんなことすれば、いい加減にしろ!!って言われそう。・・・・ですが
寒い間は釣れません。      深~ィところで春待ってるんでしょうね。

毛無山の頂上からの眺めは最高でした。
参加された方も、そのすばらしさに登ってきた疲れを忘れしばし見とれていました。

西に妙高山、そこから左に黒姫山・戸隠山・飯綱山、遠くには北アルプス、南側の正面に斑尾山の北斜面が、斑尾山の左遠方には八ヶ岳、その手前からはすそ長く根子岳(2207m)四阿山(2354m)土鍋山(1999m)御飯岳(2160m)志賀の笠岳(2075m)横手山(2305m)志賀山(2036m)寺子屋山(2125m)岩菅山(2295)正面に高標山(1747m)そこから左になだらかにカヤノ平、遠くに鳥甲山(2038m)苗場山(2145m)、そして城蔵山(1675m)大次郎山(1662m)野沢温泉スキー場の上、毛無山(1649m)と続きその稜線は栄村を通る千曲川に落ちている。

北側は、黒岩山から鍋倉山(1289m)と続き関田山脈の終わりまで、稜線の交わる奥には雪で今だ真っ白に八海山(1778m)方面が見渡せます。

眼下には千曲川をはさんで、野沢温泉村・飯山市・木島平村・中野市・山の内町・須坂市までがみえます。

スノーシューハイクに参加された方のブログにそのすばらしさを見ることができます。

毛無山から見る東に野沢の毛無山、西にARAIスキー場のある大毛無山、昔から木のない山をそう呼んだんだと思います。だから全国のいたるところに毛無山はあります。

希望湖から湿原にかけてと毛無山の南斜面には、カモシカの足跡がいっぱい見ることが出来ます。
ホウノ木やミズキの木の芽が膨らみかけてたり春を感じさせる物も見ることが出来た約3時間のたのしい楽しいハイクでした。

しかし、夜になると鼻がぐしゅぐしゅ、目はなみだとかゆみというおまけがついてしまいました。

八ヶ岳

長野県を代表する新聞に「信濃毎日新聞」がありますが、その中の特集という紙面に連載されている「八ヶ岳」というのがあります。
題字は「田部井 淳子」さんのものです。
田部井さんは斑尾にも2度いらしておられますが、斑尾高原のトレイルと信越トレイルのイベントでした。
2度とも、おらっちが現地のガイドとしてご一緒させていただいています。

18日の紙面で「八ヶ岳」も50回になりました。
今回は、八ヶ岳に入る登山者の安全を守る諏訪地区山岳遭難防止対策協会の隊員の方々の現況が書かれています。

山に入る人たちの状況や学校における山岳部の実態、山で起こる事故に対処する隊員の問題など・・・・

やはり直面している問題は、高齢化という問題のようです。
主要な母体である山岳会員の減少と高齢化傾向が原因の一つでもあるといえます。

遭難救助となると年のことは忘れ、「気持ちを切り替え、誰も泣き言を言わない」という人ばかりという頼もしくもあり尊敬さえも感じる。

下界にいる我々には想像も付かない、意志と体力と使命感をもった人たちの集まりのような気がします。

山が好きだけでは勤まらないしごとであります。

この記事の最後に、諏訪地区遭体協の隊長が、「ほそぼそとも山岳会の入ってくる若者を少しずつ育てるしかない、山岳救助は命を預けあう厳しい面があるのだから、本当の山好きにこそ入って来て欲しい」と期待を込めて呼びかけている。と結ばれています。

ちなみにこの隊長は、おらっちの実兄であります。
この冬も事故が無いことを願うばかりです。

今日も元気に!

今日も元気に・・・・ノルディックウォーキング
それもシューズはモントレーのハリケーンのまま。
歩くにはまだまだそんなにつらくない気候だけど、スキー場としては・・・心配

さすがにこの時期になると16時を過ぎると薄暗くなります。
ということで、15時になると歩き始めます。
ゲレンデやトレイルランニングの大会でのトレイルは、いま平均50cmの積雪なんで
おらっちん家から車道を大池方面へが主なルート

家の前から大池往復だと、ちょうど8km
往路は下りがほとんどなんで走り、復路はポールを使ってのウォーキング
時間がちょうど1時間。

全てをポールを使ってのウォーキングだと、1時間で6kmです。
足がけっして長いとはいえないおらっちとしては、結構いいペース。・・・だとおもうんですが・・。

道路に積雪にならなければ、まだまだ続けます。

これだけやってるんだから、今シーズンの滑りはちょっと違うかも・・・
そして、来年はトレイルマラソンレースに・・・出場。

と本人は張り切ってるんですが
友人は、皆口をそろえて・・・・・

怪我するなよ・・・・周りに迷惑かけんなよ!・・・だって!!。

野ネズミ今年は現れず

新聞に中に、「野ネズミ今年は現れず」なんて記事を見つけました。
木曽地方や大北地方(大町・白馬方面)では、昨年秋にヒメネズミと見られる野ネズミが大量に人家に出没して、役場などには殺鼠剤の注文が殺到したり、ホームセンターなどでもネズミ対策商品が大量に売れたとのこと。

しかし、今年はネズミがほとんど確認されず、各地方でも殺鼠剤の注文は例年並にとどまり、ホームセンターでも昨年同時期の15%にとどまっているらしい。

専門家の話として、今年は山のドングリが豊作で熊の出没も減っていることから、ヒメネズミも同様に餌が豊富な為山から下りてこないのでは・・・と推測。

という内容の記事なんです。
確かに、おらっち達山を歩く者たちの間でも、今年はドングリは豊作だったと感じてますが、その反面ブナの実は本当に不作だよね~・・・が実感。

ブナは同じ固体から雌花と雄花を一緒に咲かせる「雌雄同株」の木なんです。
りっぱな種子を付けるには、異なる個体から受粉する「他家受粉」が必要なんだって。
花を咲かせても、他家受粉できず自家受粉してしまったり、虫による害にあったりすれば立派な実が付かないことが多い。今年は、自家受粉で不作になったような気が、おらっちはします。

この様なことから、ブナは毎年決まって実をつけず、数年のサイクルで豊作と凶作を繰り返します。これを「マスティング現象」と言いますが、その仕組みは解明されていないそうです。

ブナの実は、タンパク質や脂質が豊富な栄養価の高い実です。
そのため、ネズミは豊作の年に大量の実を食べ冬を乗り越え春の繁殖期を向かえ、豊作の翌年にはネズミが大発生するわけです。

ブナは自分の子孫を増やし残す為に、実をつけずネズミを減らす為に「マスティング」を行なっているとも言われています。

ヒメネズミは、日本しか生息しない貴重な日本固有のネズミでしっぽが長く木登りが得意で半樹上生活をしている。
落ち葉が厚い森林を好んで、実や昆虫などを食べ年1~2回繁殖し1度に2~9匹の子供を産む・・・・だから大量発生するんですね。

それにしても、ブナがネズミとの関係でマスティングしているとしたら・・・・すごい!!。

おらっちガイドでブナの話をするときは・・こっちだな。